
ドコモで機種を買う時に「いつでもカエドキプログラム」ってあるけど、難しくてよく分からない!
という方はいらっしゃいませんか?
そんな方に向けて、どこよりもシンプルに分かりやすく解説していきます!
いつでもカエドキプログラムは最大48回の分割で機種を購入する方法です。
まず、以下の図が「いつでもカエドキプログラム」のざっくりとしたイメージです。




それでは、詳しい内容が気になる方は一緒に見ていきましょう!
この記事を読むことのメリット
- いつでもカエドキプログラムの概要が分かる
- いつでもカエドキプログラムの3つの適用パターンが分かる
- いつでもカエドキプログラムが対象外になる場合が分かる
- 数年前に提供されていた「スマホおかえしプログラム」の概要が分かる
私は、モバイルショップで約6年間勤務していました。
その中で、今回の「いつでもカエドキプログラム」のような複雑な内容のご説明も多数してきました。
その経験を活かして、どこよりも分かりやすくまとめたので、ぜひ参考にして頂けると嬉しいです♪
「いつでもカエドキプログラム」の詳細
プログラムの適用イメージ
対象機種を「いつでもカエドキプログラム」で購入していて「分割金が残っているけど機種を変更したい!」となった時に、機種を下取りに出すことで「分割金の一部を支払わなくてよくなる」というプログラムです。パターンが3つあります。
対象機種はドコモサイトの「いつでもカエドキプログラム」で確認できます。
「いつでもカエドキプログラム」は機種の購入方法のひとつです。
ドコモでの機種の購入方法は下記の通り5パターンあります。(どの支払い方法でも利息はありません)
- 一括払い
- 12回分割払い
- 24回払い
- 36回払い
- いつでもカエドキプログラム
いつでもカエドキプログラムで機種購入したら、必ず機種を下取りに出さないといけないの?
実は、そんなことありません。
もし、下取りに出したくない時は、下取りに出さないという選択肢もあるので安心してください!もちろんペナルティもありません。
「いつでもカエドキプログラム」のデメリット
デメリットは、2つあるのでしっかり確認していきましょう!
ahamo契約者は、郵送でのみ受付が可能
ドコモ契約者であれば、「ドコモショップで下取りに出す」「郵送で下取りに出す」選択肢がありますが、ahamo契約者の方は郵送で下取りに出す方法のみとなります。
この記事の後半で、郵送での受付手順も解説していますので、気になる方は参考にしてください!
「通常の下取り」と「いつでもカエドキプログラム」はどちらかしか利用できない
ドコモには、現在2パターンの下取り方法があります。
- 機種をdポイントで買い取る「通常の下取り」
- 機種を下取りに出すことで分割金の残りを清算する「いつでもカエドキプログラム」や「スマホお返しプログラム」
下取り方法は、2パターンのうち、どちらか1つか利用できないのでご注意ください。
3つの適用パターン
適用のパターンをドコモオンラインショップの「iPhone13 128GB」の金額を例に解説していきます! ※2022/6/22時点の価格
パターン①:購入してから1ヶ月目~22ヶ月目で機種を下取りに出すパターン

23か月目までに入る600円の割引は、「早期利用特典」という割引で、機種によって金額が異なるので注意しましょう。
「早期利用特典」の割引額は、ドコモサイトの「いつでもカエドキプログラム」で確認ができます。
パターン②:購入してから23ヶ月目で機種を下取りに出すパターン

パターン③:購入してから24ヶ月目~46ヶ月目で機種を下取りに出すパターン

故障している時も利用できる場合があります!
故障していても諦めるのは、まだ早いです!!
最終的な判断はドコモが決めますが、基本的には下記のような症状であれば可能です。
- 水濡れしている場合
- 電源が入らない
- カメラが取れないなど機能不良
- 液晶が割れていて見えない
- タッチパネルが反応しない
ただし、利用する為には故障時利用料の支払いが必要です。
金額は、下記のとおりです。
●ケータイ補償加入ありの場合:2,200円
●ケータイ補償加入なしの場合は:22,000円
ケータイ補償に加入していない場合は、「故障時利用料の22,000円」と「支払いが不要になる分割金」を見比べたうえで検討するといいでしょう。
適用ができない場合
残念ながら適用できないパターンもあります。
- 画面破損などの故障が原因で初期化ができない
- 基盤が破損している
- ロック解除がされていない
- 改造(分解の痕跡がある)
- ネットワーク制限がかかっている(分割金の滞納など)
- パスワードなどを忘れて、本体のロック解除ができない
初期化ができない・基盤が破損している場合の最終手段
今から解説する方法には、「ケータイ補償」に加入していることが必須です。
最終手段
それは、「ケータイ補償を利用してスマホを正常な状態にしてから、いつでもカエドキプログラムを使って機種を正常な状態にしてからいつでもカエドキプログラムを利用する」です。
ケータイ補償をどのように利用すればいいの?
まずは、ケータイ補償の概要についてお伝えしていきます。
ケータイ補償に加入していることのメリットは以下の2点です。
- 修理代金割引(修理が可能と判断された場合)
ケータイ補償に加入している機種を修理に出す時は修理時の上限金額が下記のように安くなります。
・android:3,300円
・iPhone:5,500円 - ケータイ補償交換(修理が不能と判断された場合)
サービス利用料を支払うことで、新古品の同じ端末と交換することができます。
サービス利用料は、ケータイ補償サービスの月額料金によって異なります。
550円(税込み)の場合:8,250円
825円・1,100円の場合(税込み):12,100円
※交換は、1年間に2回までしかできません。
ケータイ補償サービスの契約状況は、「My docomo」 or ahamo以外の方は、「ドコモインフォメーションセンター」 or 「ドコモショップ」で確認ができます。

このような手段もあるので、適用できないパターンに該当した場合は、ケータイ補償サービスの加入があれば活用してみてください♪
ちなみにこの方法は下記の場合は利用不可なのでご注意ください。
- ケータイ補償に加入していない
- ネットワーク制限(分割金の滞納など)
- 改造(分解の痕跡がある)
スマホおかえしプログラム(いつでもカエドキプログラムが始まる前にプログラムに加入している場合)
実は、「いつでもカエドキプログラム」が始まる前は、「スマホおかえしプログラム」がありました。
「スマホおかえしプログラム」は、2019年6月~対象機種に対して提供されていました。

スマホおかえしプログラムとは?
36回分割で対象機種を購入した場合、機種を下取りに出したら、翌々月以降の分割金(最大12ヶ月分)は支払わなくてもいいというプログラムです。
対象機種はドコモサイトの「スマホおかえしプログラム」から確認できます。
契約があるかどうかは、「My docomo」 or ahamo以外の方は、「ドコモインフォメーションセンター」 or 「ドコモショップ」で確認ができます。

スマホおかえしプログラム契約中の方は、ちょうど機種の替え時!という方も多いと思うので、機種変更を検討している方はぜひ活用してください♪
いつでもカエドキプログラム利用の流れ(ネットでの手続き)
ドコモの方で店舗で手続きをする時は、新しい機種にデータ移行ができたら、下取りに出す端末を初期化してショップに持っていきましょう!※基本的には来店予約が必要です。また、契約者本人以外が来店する場合は、必要書類があるので、書類を電話で確認することをおススメします!
1,機種変更手続きをして、データ移行まで完了させる
2,「My docomo」にログインする
3,「My docomo」内の「お手続き」を選択し、「キーワードから検索」を押す

4,「いつでもカエドキプログラム」と入力し、「いつでもカエドキプログラムご利用(郵送)」を押す

5,「お手続きする」を押す

6,「dアカウントのパスワード」か「ネットワーク暗証番号」の求められた方を入力してログイン、手続き完了まで進める

7,キットが届いたら、初期化してキットに入れてポストに投函する
初期化がされていない状態で郵送した場合は、手続きがキャンセルとなって戻ってきてしまうのでご注意ください。
まとめ
追加料金は無い為、分割に抵抗がある方以外はいつでもカエドキプログラムで購入することをおススメします!
下取りに出したくない時は、利用しなくて大丈夫
適用パターンが3つある
適用できないパターンもある
適用できないパターンに該当していても最終手段がある
スマホおかえしプログラムも下取りに出したら分割の残債が無くなる
いかがでしたか?
この記事を見たことで、「スマホおかえしプログラムが理解できた!」という方が増えると嬉しいです♪
「新しい機種が欲しいのに分割金があるから機種変更できない・・・」ということが無くなるのでかなり良い購入方法ですよね!!
ぜひ、「分割金があるけど機種変更をしたい!」という方は「いつでもカエドキプログラム」か「スマホおかえしプログラム」の契約があるか確認してみてください♪
これからも様々な情報を発信していきますので、よろしくお願いします!
最後まで、ご覧頂きありがとうございました!