小学生プログラミング

プログラミングは小学生から学んでおくべき!その理由とデメリットを解説!

プログラミングは小学生から学んでおくべき!その理由とデメリットを解説

「小学生の子供にプログラミングを習わせたらどうかな?」

今回は、そんな方に向けて小学生からプログラミングを学ぶことのメリットやデメリットを包み隠さず解説していきます。

さっそくですが、小学生からプログラミンを学ぶことのメリットとデメリットは以下のとおりです。

それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう!

小学校でのプログラミング授業について気になる方は【小学校のプログラミング授業の目的や内容、メリットを分かりやすく解説!】をご覧ください。

それでは、メリットから詳しく見ていきましょう。

小学生からプログラミングを学習する7つのメリット

小学生からプログラミングを学習する7つのメリット

小学生がプログラミングを学ぶメリットは、以下の7つがあります。

  1. 論理的思考力が身につく
  2. 学ぶことの楽しみを覚える
  3. 創造力が培われる
  4. コミュニケーション能力が上がる
  5. パソコンの扱いに慣れることができる
  6. 将来、高収入な職に就ける
  7. 将来、会社や場所に縛られなくても良くなる

論理的思考力が身につく

論理的思考力とは、次のような手順で物事を考えられることをいいます。

【具体例:算数の問題を解くとき】

  1. 情報を集める:最初に、自分が知っていることや、見たこと、聞いたことなど関連した情報を集める。「問題をしっかり読む」
  2. 情報を整理する:その情報をもとに「この問題は、まずここの数字を求めてからこの公式を使えば解けるな」と整理する
  3. 問題を解決する:答えを出す。

この考え方が将来、仕事をするときに出来ればつぎのように課題を解決できるようになります。

【具体例:プロジェクトの進捗状況が遅れてしまっている】

  1. 情報を集める:現在の進捗状況、今までの報告内容、メンバーの作業状況を把握する
  2. 情報を整理する:報告内容の中で1人のメンバーの作業内容でトラブルが起きてしまい、作業の進捗が遅れてしまっていることが分かる。
    このままでは、物理的に納期まで間に合いそうにない。
    物理的に間に合わないのであれば、誰かに作業を振らないといけない。
  3. 問題を解決する:他の進捗状況が良いメンバーに遅れてしまっている作業を振ることにしよう。

論理的思考が身に付くことで課題解決能力が向上するため、会社に勤めた時や自分で事業を始めるときなどにも役立ちます。

プログラミングは、論理的思考のステップを何度もくり返し踏んでいくので、習っていると自然に論理的思考が身に付くようになるのです。

学ぶことの楽しみを覚える

プログラミングは、覚えた知識を入力することですぐに反映して形になるので、とても楽しくなります。

例えば、

「このキャラクターを上に動かす為にはこうすればいいのか。」

というように、目に見える成功体験を得られることで楽しさを覚えて自然と自ら学ぶようになっていきます。

創造力が培われる

プログラミングは、新しい機能やアプリ・ゲームなどを生み出すための道具です。

小学生のうちからプログラミングに触れて、自分で考えたものを形にしていく経験をすることで、自然と創造力が培われていきます。

コミュニケーション能力が上がる

論理的思考力が身に付くことで、相手が言っていることを頭の中で整理して的確な返答ができるようになったり、自分の考えを相手に分かりやすく伝えることができるようになります。

そのため、コミュニケーション能力が向上します。

パソコンの扱いに慣れることができる

現代では、多くの職業でパソコンを使用するため、小学生のうちから触れて扱いに慣れておくことで効率よく仕事ができたり、周りの人から頼られる存在になれます。

将来、高収入な職に就ける

求人ボックスによると、プログラマーの仕事の平均年収は、422万円。

そのなかでも【年収312万円〜年収832万円】と幅が広いです。

知識と経験を積んで実力をつけることができれば、年収はどんどん上がっていきます。

小学生のうちから学んでいた方が圧倒的に有利なのは明らかですね。

参考:求人ボックス「プログラマーの仕事の年収・時給・給料

将来、会社や場所に縛られなくても良い働き方ができる

プログラミングの知識があることで、将来仕事を選択する時にプログラマーも自然と選択肢の中に入ってきます。

プログラマーの仕事は、完全リモートワークの案件も多く、通勤が不要でどこにいても仕事ができたり、フリーランスという形で働けるメリットがあります。
そのため、家族との時間も大切にすることができるようにもなります。

会社員だと人間関係がストレスの原因となることが多いですが、フリーランスは一緒に働く人までも自分で選ぶことができるので、メリットはかなり大きいですね!

小学生からプログラミングを学習する6つのデメリットと対策

小学生からプログラミングを学習する6つのデメリットと対策

続いて、小学生からプログラミングを学習することのデメリットについて包み隠さず解説していきます!

パソコンと長時間向き合うことの体の心配

心配されている方も多いかと思いますが、子供がパソコンやスマホを長時間使用するのはあまり良いとは言えません。

IT化が進んでいくなかで、懸念されている病気がVDT症候群(IT眼症)といいます。

VDT症候群(IT眼症)には、以下のような症状があります。

「ぼやける」、「物がダブって見える」、「目のまわりや目の奥が痛い」、「目が重い」、「目があけられない」、「頭が重い」、「吐き気がする」などの症状が生じます。

引用:ひきち眼科「子供とIT眼症

対策としては、以下のように紹介されています。

そうならない為の対策として【3つの50】を守ることが推奨されています。

それは、

  • 50cm離れて楽に見える大きさの画面のIT機器を選ぶ。
  • 連続使用は50分以内とする。 
  • 距離は必ず50cm以上離れて見る習慣をつける
引用:ひきち眼科「子供とIT眼症

です。

長時間の連続使用にならないように50分経ったら休憩入れたり、50cmという距離を子供に教えて、普段から画面との距離に気を付けるように言い聞かせましょう。

他の教科を勉強する時間が減る

何かを始めるための時間を作るには、今まで何かをしていた時間を削らなければなりません。

かといって、子供の遊ぶ時間を削り過ぎると

勉強なんかしてないで遊びたい。

のように勉強のモチベーションに悪影響を及ぼす可能性があります。

まずは、遊ぶ時間を決めてメリハリをつけましょう。

それでも時間が作れないときは、他の教科の勉強時間を削るしか方法がありません。

体を動かすことが少なくなる

プログラミングに触れて楽しくなってくると、長時間パソコンに向かいがちになります。

それに伴い、外で遊ぶ時間も減ってしまいます。

子供のためにも親が

一緒に買い物に行こう!

のように出かける口実を作って一緒に外出したり、一緒に公園に遊びに行くなど、パソコンから遠ざけて少しでも体を動かすように意識することが大切です。

挫折する可能性が高い

プログラミングは、楽しい!と感じるまでの間、「思ったように動いてくれない!」と難しいと感じて、挫折してしまうことが多いです。

これは、子供と大人どちらにも当てはまることなので、とにかく楽しめる環境を用意してあげましょう。

ただ楽しむだけになってしまう可能性がある

プログラミング教室の授業は毎日あるわけではないので、授業で習ったことを復習したり、自ら学習しなければ能力が身に付きません。

授業がない時でも勉強をする習慣をつけることができれば、子供も進んで勉強するようになるので、環境を整えることが大切です。

始めるのにパソコンなどの費用がかかる

プログラミングを始めるには、まずパソコンを用意しなければならなかったり、プログラミング教室などで学ぶ場合は月謝などの費用もかかります。

ただ、スポーツのように定期的に道具を買い替えるなどしなくても良いため、習い事の中でも比較的リーズナブルな料金でできると思って良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

子供が小学生のうちからプログラミングを勉強するメリットは、将来のことを考えると、かなり大きいです。

ただ、成長過程での体の心配や他の勉強へのデメリットもあります。

この影響を真に受けないように対策を考えて将来の為に勉強させてあげるのが親の役目です。

子供が大人になった頃には、さらにデジタル化が進んでいることでしょう。

この記事を読んだことで、デメリットも把握したうえで、子どもにプログラミングを勉強させてあげよう!と背中を押された方が多いと幸いです。

今後も小学生のプログラミング学習についてや学習の継続のさせ方など、分かりやすく解説していきますので、気になる方はぜひブックマークをお願いします!

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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